高彩度の色彩は、室内の小道具に使うこと。つまり、住み手が自分で選ばねばならないということです。たとえば、玄関に敷くマット、壁にかける額やタピストリー、テーブルの上に置かれた灰皿、テーブルセンター、クッション、浴室のプラスティックの洗面器や石けん入れ、など、こまかくはありますが、この小道具の色に神経を使わないと、せっかくの色彩計画は台無しです。奥さんがスーツを購入する時、長い間着ようとすれば、グレイとか紺とか、茶とかオーソドックスな色を選びます。つまり、前に言った床・壁・天井を選ぶ考え方と同じです。次に、中彩度の色を選ぶ所は、スーツに対してはブラウスに当ります。たとえば、白い絹のブラウスを着れば、アクセサリーで慶弔両用に着られます。美しい柄の絹のブラウスを着ればパーティの会場にも着られます。Tシャツ、ワイシャツなどを着ればショッピングにも、通勤にも着られます。つまり、同じスーツが、組み合わせるブラウスでイメージがまるで違うことを認識したいものです。そして最後に、高彩度の色彩では、アクセサリーを選びます。ブローチ、ペンダント、イヤリング、スカーフ、ベルト、ちょっとしたポイソトに鮮やかな色が目立って、これでおしゃれが完全にでき上がるのです。インテリアも同じこと、順序だてて、色彩を選び、ほしいイメージを定着させていく作業は、本当に主婦の役割だと思います。しかし、私達は、生まれ育った過程で、それだけの教育も受けなかったし、そうした環境もありませんでした。そこで、本職のインテリアコーディネーターに手伝ってもらって、カラーコーディネイトをしたいものです。
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