子どもに土地や家屋をうまく分割贈与する

2011.10.28

子どもに土地や家屋をうまく分割贈与するには、まず、その土地・家屋の価額に見合う金額を長期間かけて計画贈与していき、目的の金額に達したところで、その土地・家屋を子どもに買いとらせるという方法が考えられます。時間がかかるのは難点ですが、贈与は未成年でも受けられるので、生涯計画で実行すればかなりの節税になるはずです。もちろんこの場合、子どもが土地・家屋を買えば税務署から資金の出所を追及されますから、その金が一括して贈与されたものではないことを、証明する証拠を残しておかねばなりません。

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一般向けの税金の解説書は、こんなとき毎年の贈与額を六〇万一〇〇〇円にして、一〇〇〇円分の贈与税一〇〇円を収め、贈与税申告書と価収証を保存しておけば、税務署が一括贈与ではないことを証明してくれることになると教えています。話としては面白いのですが、実際問題としてはここまでやる必要はありません。たしかに、この方法は手間と経費がかかるので税務署はいやがります。したがって、税務署相手にいやがらせをしたいというのなら話は別ですが、ふつうは子どもの名義で定期預金か貸付信託にしておけば十分です。その通帳をきちんと保存しておけば、税務署は一括贈与ではないと認めてくれます。





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