放射温度の不均一性を防ぐ

2011.09.30

放射温度の不均一性を防ぐには、周壁の断熱性、とくに開口部の断熱性能が重要になってきます。開口部の断熱性が悪いと、冬は、いわゆるコールドドラフト現象(窓の近くの空気が冷やされてできた冷風が足元に流れ込む)が起こります。いくら暖房しても足元が冷たくて困るのは、暖房器具の性能が悪いというよりは、このように住宅の性能によることが多いのです。高断熱を考えるなら、窓はペアガラスが最低必要窓などの開口部は、もっとも熱的に弱い部分です。ペアガラスを入れた木製や樹脂製の高性能サッシでも、その熱貫流率は一・七キロカロリー/平方メートル・h・℃程度、アルミの断熱型ペアガラスサッシで三・〇、一般のサッシになると五・八程度の性能しかありません。グラスウール一○○ミリを入れた壁で〇・四程度ですから、サッシ部分は、壁にくらべると五〜一〇倍も熱を逃がしていることがわかります。したがって、開口部をうまく断熱すると、熱ロスを押さえることができます。

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